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7月15日に神戸小学校で出前授業を行いました。

7月15日は神戸小学校で出前授業です。5-6年生の19人で理科の授業を行いました。全員Scratchは初めてでした。担任の先生から"楽しい出前を"という希望でしたので楽しくやることを心がけました。

いろいろと伊賀で出前を進めるうえでの留意点もあったのでまとめて置きます。

☛パソコン(on-line)でScratch3を行うと20人程度であると3台程度度に不具合(固まる、音が出ない、Micが使えない・・・)が出てきます。この時には慌てずに、

  ①WiFiを切断する

  ②10-15秒待って、接続する

  ③scratch3を再度立ち上げる

この手法で今のところ全て解決しております。

さて、6年の理科では「計測と制御」がテーマであり、中学2年の「技術家庭」で再度学習します。これを念頭に、センサーの話から入りました。センサーにはパソコン内蔵のMicを使用します。調べる⇒ □音量に入り音量の左の□に✔を入れます。そうするとネコのいる画面の左上に小さな音量という窓ができます。

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こうなればしめたものです(この時たいていの場合 「マイクとカメラの使用の許可を求めています」のメッセージが出るので、許可するボタンをポチッと押してください。そうすると窓の数字が声の大きさによって0~100の範囲で変化します。この時に使う命令は図のとおりです。特に"ずっと(Forever)"の命令が重要です。あとは見ためから"こんにちわ"という命令を出して、日本語の部分に音量を入れこめば大丈夫です。そうすると

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micに向かってしゃべると、声の大きさに応じて数字が変わる(センサーが反応している)ことがわかります。面白くするようにしようと思えば、図のようにプログラムを変えてください。声の大きさによってネコの色が変わったり、ネコのサイズが変化します。算数が得意な子が居れば、このようなy座標を音量にするというコマンドを使うとネコが声に応じてジャンプします。

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あとは残りの45minをかけて「音>40」になったらネコを赤くする。そうでなければネコをにする場合わけです。不等号(<)の処理が指導の腕の見せ所なれど難しいです。

授業後に感想を送ってもらいました。

・自分でねこの声の種類を変えて、話させることができたのが楽しかったです。

・自分でプログラムを自由に組んでいくのが楽しかったです。今までやってなかったので、もっとやっていきたいです。

・ずっとプログラミングをやってみたいと思っていたけど、どうやってやったらいいかわからなくてできませんでした。この機会に覚えられてよかったです。

・色を数字でいろいろな色に変えられるのがおもしろかったです。

・命令の組み方によって、ねこが自動でいろいろ変わっていくのがおもしろかったです。

・命令をいくつか組み合わせると、いろいろな動きが同時にできるのがおもしろかったです。説明が丁寧でわかりやすかったので、難しく感じませんでした。さすが、三重大学の先生って感じがしました。

・いろいろな機能がありすぎて、それがわかりにくかったですが、今日のねこを声の大きさでねこの大きさや色を変えられたのはおもしろかったです。

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楽しい時間をもてて私たちも嬉しかったです!

校長先生に入れたもらったコーヒーいい香りでした。また呼んでもらったら何時でもいきますよ!

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