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お知らせ

名張市の教員研修会"数学・算数部会"でScratch3の体験講座を行いました

8/7は理科教育センターで見出しの体験・研修会でした。

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事前に担当の先生と打ち合わせを重ねて、面白そうなトピックを選びました。

2年まえに箕輪小学校で行った出前授業がきっかけでした。当日の流れは

① 5年生:正多角形の画描⇒正多角形の性質の理解

② 拡張:Sierpinskiのガスケット描く(フラクタル)

③ 休憩

④ 二次関数のグラフを描く(中学編)

というものです。①と②はこれまでに報告しているので④について書いてみます。中学では二次関数の形の理解が求められます。

二次関数は

  Y=aX2+bX+C

が一般形です。a,b,cの符号や大きさでYの形が変わります。これをScratchで簡単に行う方法を紹介しました。

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残念ながらScratchの座標軸はいじることができないのでXの範囲-240<X<240、-180<Y<180となります。二次関数なので直ぐにY>240となるのでプログラムではY/100を計算します(別の背景を使えばまた違う方法もあります)。また、係数をSliderで与えるように工夫しました(これはiPadではマウスがうまく使えないと無理で、プログラムはパソコンで行います。このあたりがiPadの限界です。導入を焦った人々は殆どこのことを理解していません)。Sliderを使うことによって、対話入力をしないで、すぐに計算ができます。たとえばaは-2,-1,0,1,2までの値を選択できます。a=-1とa=1で計算した結果を示しておきます。進んだ学習効果を狙うなら、三次関数まで拡張したらどうでしょうか?二次関数とは異なる性質が理解できると思います。

小学校ならa=0と置けば、Y=BX+C

の一次関数になり、利用が可能です。

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