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お知らせ

第25回こども大学を開催しました。

2022年3月29日(火)、ゆめテクノ伊賀3Fテクノホールにて、第25回こども大学〜Science Lab〜が午前18名、午後14名の参加で開催されました。

1時間目の実習は三重大学伊賀研究拠点の紀平征希研究員による

「発光する生物を観察しよう!」海のプランクトン「ウミホタル」の発光実験

でした。

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まずウミホタルの生態、体の構造、ウミホタルが青白い光を出す仕組みとその理由などを講義で学び、その後、ウミホタルを実体顕微鏡で観察しました。次に、乾燥したウミホタルを乳鉢ですり潰し、その粉をスピッツ管に入れました。部屋を暗くした後、スピッツ管に水を加えて振ると青白く光り、歓声が上がりました。

2時間目の実習は三重大学の粟冠和郎名誉教授による

きのこ(菌類)の不思議を探ろう!

でした。

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まず生物の進化においてキノコはどこに位置するのかや、キノコの生活史について学びました。次に、寒天培地状に生えたシイタケやブナシメジ、ナメコの菌糸を実体顕微鏡で観察しました。さらにシイタケの胞子についてプレパラートを作製し生物顕微鏡で観察しました。なかなかピントを合わすことができず、悪戦苦闘したこどもたちもいました。

3時間目の実習は三重県伊賀農林事務所森林・林業室の西井孝文先生による

色々なきのこのお話とシイタケの菌打ち体験をしよう!

でした。

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様々なきのこの現物を西井先生に持参していただき、説明していただきました。きのこに関して、一番多い問い合わせが「このきのこ食べられるのですか?」だそうです。ヒトというのはそこまでして食べてみたいという欲求を持っているんだなあと個人的に思いました。講義後、野外に出て穴の空いたホダ木にシイタケの駒菌を打ち込み、それを持ち帰りました。うまくいけば、1年半後にシイタケが出てくるそうです。

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