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第29回こども大学(Science Lab)開催

  2024年3月27日に、伊賀市文化都市協会主催、三重大学伊賀研究拠点共催で第29回こども大学(Science Lab)がゆめテクノ伊賀テクノホールにて開催されました。午前の部、午後の部で同じ内容を行いました。

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1時間目は久松眞先生(三重大学名誉教授)による

「和紙ってナンジャ!?」

  ・和紙はどうやってできるの?

  ・和紙で実験!どっちが強い?

で、まず紙の強さ調べる実験をしました。和紙、半紙、コピー用紙(洋紙)で綱引きをして、破れたものと破れないもので順位をつけました。そして、3種類の紙の破れた部分の繊維を実体顕微鏡で観察しました。強い紙ほど繊維が長いことがわかりました。次に紙の歴史や和紙の作り方について学び、牛乳パックで紙すきの体験をしました。最後に新紙幣と和紙との関係について学びました。紙幣にはミツマタという低木が原料として使われています。そこで伊賀市の柘植地域まちづくり協議会の方から、ミツマタの植樹活動の紹介をしていただきました。実際、展示されたミツマタはちょうど花が咲いておりいい香りがしていました。

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2時間目は加藤貴也先生(三重大学地域イノベーション学研究科准教授)による

「浮力ってナンジャ!?」

  ・水中の物体にはたらく力を知ろう!

  ・ペットボトル浮沈子を作ってみよう!

で、まず演示実験として様々な野菜や果物を水槽に入れ、それらが浮くのか沈むのかを確認しました。次に、ペットボトルとお寿司などについている醤油が入った魚の格好したタレ瓶を使って浮沈子を作りました。ペットボトルの側面をギュッと押すと魚のタレ瓶が沈んでいき、押すのを止めるとタレ瓶が浮きます。演示実験と浮沈子の現象を観察して、子どもたちは必死になぜこのような現象が起こるのか考え、意見を発言していました。

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