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附属中学でIchigoJamを使った「計測と制御」の実践

前回に引き続いてIchigoJam(BASIC)を使って見出しの出前(1/19,1/22)を行いました。今回は信号機を発展させて、門燈あるいは街灯を作ってみました。

① IchigoJam、

② 太陽電池

を使った構成です。順次⇔繰り返しからさらに条件分岐を追加します。BASICでは

  IF X>300 THEN LED 0 

というプログラムになります。問題のセンサーですが照度センサーにはCdSの代わりに、ここでは太陽電池を使っています。環境負荷に配慮するためです。1限授業なので、太陽電池から発生する電圧をテスターで計る部分は省略です。IchigoJamの基盤に付いているLEDのON/OFFをまずはPush SWで行います(ON/OFFのデジタル入力です)。それからANA(2)を利用して太陽電池の電圧をIN端子の2に代入する(アナログ入力)。詳しくは情報(I)で習うだろうAD変換です。最終的に

  10 X=ANA(2)

  20 PRINT X

  30 WAIT 10

  40 IF X>200 THEN LED 0

  50 IF X<=200 THEN LED 1

  60 GOTO 10

のプログラムを完成させて、RUNし、太陽電池を覆うと、夜と判定してLEDが点く(LED 1)動作です。皆さん、夢中になってプログラムに取り組んでくれました。おおむね8割程度の班が動作を体験・確認してくれました。ついでにLED光を用いた血中酸素濃度測定法やパルスメーター(心拍計)にも触れました。

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