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公開講座IchigoJamによるプログラミングを視察して
公開講座 IchigoJamによるプログラミングを視察して
社会連携特任教授 加藤 進
8月26日(土)は鳥羽商船高等専門学校に見出しの取材に事前に主催者の許可を頂いて参加しました。2020年の学習指導要領の変更に伴って去年あたりからこのような高等教育機関によるプログラミングに関する公開講座が開始されたようです。参加者は28人、各自がIchigoJamを持参か購入です。小学生5年以上から中学生が対象です。講師を含めてサポートは4人でした。プログラムの経験が全くない参加者は居ない様子で、キーボードもスムーズに打てる状態でした。写真1にIchigoJamの全景を示します。
写真1
緑色のパーツはIchigoJam,黒いのがキーボード、小さなCRTがディスプレイです。IchigoJamのUかTを使っていますので、PWMなどの操作も可能です。写真2は講座の風景です。講座の流れは
①プログラミングの背景
②プログラミングの重要性
③私たちの生活と関連するプログラミング
から始まり、15分後には、ダイレクトコマンドのLED1の説明に移っていました。さらにマルチステートメントに入り(私はあまり好きでないですが)、
LED 1:LED 0:LED 1:LED 0
となって、不具ワイさを解消するためにWAIT 数字というコマンドの導入です。マイコンの場合secは時間が長すぎるのでmsecであり、60で割るとsecになります。したがって、WAIT 60が1秒待ての意味になります。息抜きも兼ねて、いきなり簡単ゲームも作りました。タクトスイッチに関連するBTN()関数を使ったものです。
写真2
最後は時間をかけて、センサーとマイコンの接続、何を動かすかの課題の設定です。いろいろおもしろい発想がありました。
加速度センサーをのこぎりにつけて一番良く切れる角度を探す
ツボに水をいれてセンサーもつけて、移動するときに傾きを知らせる
センサーの働きで街灯が夜になると点く装置
机の前から離れたら知らせる装置
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こども達の発想は柔軟です。
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