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伊賀市立長田小学校 出前講座

(加藤客員教授)



 9月9日に伊賀市立長田小学校(米田美紀子校長)で,4年生と5年生22人を対象に「電池の科学館」というテーマで2回目の出前授業(担当:加藤・奥西・稲垣)を実施しました。


 実験は1グループ4人で6班体制で行いました。


 1800年にイタリア人ボルタが発見した電池を説明した後,ボルタ電池を作成しました。


 この実験で電池を形成するには,
 ①異なった種類の電極2本
 ②電解液の存在
を体得させました。


 次にスプーン,アルミホイル,キッチンペーパーおよび食塩水を与えて,これまでの学習をもとにスプーン電池をグループごとに製作しました。

 悪戦苦闘の上,うまくLEDを点けた班が3班ありました。


 さらに,今回はボルタ電池の延長という形で,備長炭電池も製作しました。スプーン電池の学習のおかげで,全グループがノーヒントで備長炭電池作りに成功しました。

 備長炭電池から取り出せる電流は大きく,ソーラーモーターが回転することも学習しました。


 以上は,化学電池であるが,物理電池の1種として太陽電池を取り上げ,太陽電池でラジオを鳴らしてみると「わあ〜,すごい!」という声が上がりました。

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