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プログラミング 小ネタ集

久しぶりの投稿です。今回は自分の備忘録も兼ねております。高校でプログラミングをするとなるとJava ScriptかPythonになってしまいそうです(自分はIchigoJamで十分と思っています。本当は白石先生の十進BASICでGPIOが扱えれば最高です)。そのPythonですが、かなり苦労しています。GPIOをつかってActuatorを動かしたい時の注意です;

1) GPIOを使うときはgpioZeroがお勧めです

2) Actuatorの制御ならラズパイ3B+で十分です、4Bは必要なし

問題はある種のセンサーで環境を測定、データをとって図示したい場合が出てきます。ラズパイにはアナログ入力が無いので、MCP3002のようなICが必要になります、

ここで、落ち込みやすい点を

3) ラズパイにはpythonは常駐していますが、図示に関しては

Matplotlib と numpy

をインストールする必要があります。ところが、ラズパイでは管理者権限でコマンド窓(cmd)を開いて

$sudo apt-get install libatlas-base-dev

$sudo apt-get install python3-numpy

$sudo apt-get install python3-matplot

としないとinstallされません。注意してください。Thonny Pythonにあるpipを使ってinstallすると表面上はinstallされたかのように見えますが、importすると妙なerrorが出てきます。自分もこのerrorに2か月悩みました。

この時は上記のようにしてください。なお、この場合は

$sudo apt uninstall numpy

をして、妙なnumpyなどをunistallしたほうが一かも知れません。


4)反対に、パソコンのPythonにnumpyとmatplotlibをのせたいときには 

Thonny Pythonの「ツール」⇒「システムシェルを開く」で窓をひらいてpipコマンドで行います

24.05.20.01.jpg

pip install numpy

pip install matplotlib

です。これもツール⇒パッケージを管理⇒pipで行うとだめです。注意してください。なお、相当重く、Downloadに時間がかかりますがAnacondaというソフトでPython(スパイダー)を使う場合はすでにこれらは常駐しています。したがってこの操作は必要ありません。もちろん開くのにも時間がかかります。

24.05.20.02.jpg

うまくinstallできるとこんな風にグラフが描けます。

また、パソコンのVersionにも関係するみたいで、Win8.1ではうまくいきません。Win10にupgradeしてからご利用ください。

24.05.20.03.jpg

"面倒だな"と感じる方は、Arduinoで温度データ等を取って Tera Termでパソコンに送り、csv filesをExcelで処理した方が速いかもしれません。

また、わからない場合はChatGPTに聞いてみるのも一案です。健闘を祈ります。

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