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プログラミング小ネタ集
Microbit(マイクロビット、MB)の数字表示を改善する
今月は三重大学が進めるジュニアドクターの講師が回ってきました。自分の題目は「プログラミングと電子工作」です。その中で紹介予定は、Scrattino3(Arduinoを利用します)、MBとIchigoJamです。この中でMBはなかなか高性能ですが、唯一の欠点がdisplayです。5×5列のLED表示なので、数字の確認が難しい。
そこで、7セグメントのLEDを4個並べて、数字の表示を容易にします。いろいろと調べてみるとMB用としている7セグLED(秋月等)がありますが
それなりの値段です。自分は数年前にポチッとボタンを間違って押して買ってしまったGroveのMB用のActuatorをひっくり返すと、写真1の物が出てきました。
裏と表の写真を示しておきます。よくみると裏にはICが1個ついています。これがミソです。多数のLEDを扱っていると、GPIOの数がすぐに不足してきます。そこで、人間の目の残像効果を巧みに利用した複数のLEDを少ないGPIOで操作するダイナミック点灯法があります。この方法の説明は難しく、自分には無理です。しかし、既製品を買うと楽にできます。MBでは7セグLEDから出ている線を.3V,GND,GPIOP1とGPIO15に接続すればOKです(もちろん、拡張命令⇒Groveでモジュールを読み込む必要あり)。結線の状態と表示状態を写真2に示します。LEDセンサーで明るさを測定し、その値を0~1024の表示で返しています(小学校~中学校ではAD変換には触れる必要はないと思います)。
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