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お知らせ
橋北中(津市)で出前授業(温泉卵作り)を行いました
9/10は橋北中で4回目の温泉卵作りの出前授業(写真1)です。突然の雷雨に停電しないかとヒヤヒヤでした。加藤、松岡(教育学部)と担当の山岸(橋北中)の3人と松岡研究室の学生さん(TA)で行いました。2限目~6限目で結構疲れました。水浴の設定温度は60℃、65℃と70℃です。前回から室温に戻した卵を実験の30分前に、水浴に入れています。卵の殻の割れも無くなりました。
写真1
去年は温度の表示値に異常な現象が見られたので、装置間をつなぐリード線には全てフェライトコアーを装着しました。それでも異常現象が発生する場合があり、電源コードを遠ざけて、信号線との交叉を無くし、温度制御装置の上に置いてあるIchigoJamの方向を回転させると異常な信号の入力は皆無になり気分よく実験が進行しました(写真2)。
写真2 (温度変化) フェライトコアー
写真3は60~70℃における得られた温泉卵です。卵白と卵黄に含まれるたんぱく質の相違から卵白と卵黄に温度に依存してゲル化や固化を観察できます。こんな簡単装置でも相当正確に温度制御ができているようで見事な結果となりました。これに気をよくして、R07は60℃から2℃刻みでやってみようかの意見も出てきました。一つ一つ問題点を潰していくと自作の機械でもそれなりの性能が出ることも分かりました。
写真3
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