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三重中学で(技術家庭+理科)の試み
私学は足が早い!去年、IchigoJamをつかった授業の提案をしたら、2/5,6と2/13に実践の機会に恵まれました。中学2年生です。Scratchを使う方法も考えられますが中学ならBASICを採用、担当の先生に2限、BASICの話をしていただき、あとの3限をつかって外部Actuatorの制御です。
Scratch2だと外部Actuatorを繋ぐにはRaspberry Pai3+と組み合わせる必要があります(Scratch3ではBlue ToothでパソコンとつなぎScratch link+拡張機能で動作)。
構成は
第1限 BASICの文法、繰り返し、IF文
第2限 FOR・・・・・NEXT文、GOTO文
第3限 RGB-LEDの制御、FOR・・・NEXTの繰り返し、GOTO文
第4限 プッシュスイッチを利用したIF文処理
第5限 センサー回路入門(AD変換)
になります。これまでの小学校と違い人数が30名以上で、8班構成です。しかし、理解力が格段に向上しているので反応が楽しみでした。半面授業時間が50minなので、如何に要領よく実施するかがポイントになります。
写真1 写真2
ここでは、外部ActuatorとしてはRGB-LED(写真1)と3D-printer(写真2)で作った信号機を利用しました。RGB-LEDで光の三原色を制御という面から体験しました。応用問題として習った知識で信号機作りに挑戦しました。80%の班が問題をクリヤーしました。第5限目では太陽電池の起電力をIchigoJamでAD変換するプログラムを示し、IF文で明るさに応じてLEDをON-OFFするプログラムを作ることを課題にしました。
10 X=ANA(2)
20 PRINT X:WAIT(10)
30 GOTO 10
これがAD変換値CRTに表示する部分です。
終了後に感想文を書いてもらうつもりなので機会をみて発表します。小津先生Helpをありがとうございました。素晴らしい生徒さんでした。
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