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Scratch2によるプログラミング(伊賀市教育研究センター) その3
午後はPhysical Computingでsensorを導入します。残念ながらRazupaiでもScratch(パソコン版)でもAD変換が不自由です。Microbitとつなぐと楽になりますが、現場のことを思うと・・・・
写真1
コンピュータ版のscratch2で 唯一のsensorは内臓マイクです。なければUSB-マイク(写真1)を利用します。"調べる"に入って音にチェックを入れると、図2の画面になります。
図2 "音"に✔を入れる
テレビの画面の左上にブルーの窓ができて、音のエネルギーが表示されます。こうなればしめたものです。あとはこれを変数として取り込みます。これは「データ」に入って変数を作るを選択、
このようになります。あとはsignalを変数として外界とのやりとりに利用します。
今回はパソコン版のScratch2ですから犬ボードを使用します。
初めにLEDとボタン電池を提示し、講師の手でLEDを点けてみます。次にscratch2でLEDを点ける(制御する)というわけです。犬ボードには入力ポートと出力ポートがあり、出力ポートにLEDを装着することができます。LEDを点けるには、「音」に入って、
このコマンドを作る必要があります。こうしておけばあとは簡単にLEDを点けることができます。「ブロック」命令を使うとよりエレガントなプログラムができます。LEDがチカチカすると先生方も興奮、これなら2月ころにできるかなとか・・・・やはりCRTの中よりも現実の世界のほうが楽しいです。なお、犬ボードも2000円します。Webの情報ですが、LED-driverを作ることは可能です。私の工作例です(写真2)。オシロスコープ(図3)という例もありなかなか奥が深く、研修では皆さんにこのプログラムを作っていただきました。よく考えられたソフトで、私はこのサイトの執筆者に最大の敬意を表します。皆さんものぞいてみてください。暑い中参加された先生方ご苦労様でした。
図3 オシロスコープ
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1410/10/news003.htm
scratch2でお手軽physical computing
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