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科学の祭典に参加しました

<加藤 進 社会連携特任教授>
 去年は都合がつかず、涙を呑みましたが、今年は「クント管をつくろう」で津大会に出展しました。
 11/10は晴天に恵まれて、会場は熱気がムンムンでした。
 11/11は低気圧の通過で雨と風がひどい日になりました。
 しかし、子どもたちと保護者の方で会場はムンムン!  

 
 
いつも人気の泉先生は「ピコピコカプセル」で
沢山の子どもたちに囲まれていました。 
 大黒屋の伊藤先生はカミコップを利用した
ピンホールカメラ」(フレネルレンズ使用)
です。 これも定番の物理実験です。
   
   
 私は音を可視化するというテーマで、月僧さんゆずりの「クント管」をビニールパイプで作りました。教育学部の平賀先生は同じ音をテーマに動くおもちゃ「声に合せておどる蛇」でした。クント管を作る前にクラドニ図形を紹介し、音でも万華鏡が出来ることを子どもたちに演示してみました。高学年の子どもたちは相当興味をもった模様です。クラドニ図形は図形を描く板の水平が肝心で、手作りの水平装置を利用しましたがなかなか難しいのが現状です。この図形について興味のある人は、中部大学の岡島先生の書かれたH24年度応用物理学会「リフレッシュ理科」(静岡編)をごらん下さい。 


 
 
 右上の写真はやっとの思いで作った高周波数側のクラドニ図形です。水平をとるのが難しく(板自体にも重みがある)、15cm角の板です。
 水平台は3点式で、5mmφのボルト・ナットをホットボンドで5mm厚のアクリル板に固定したものです。
 この水平台を使うとやや簡単にクラドニ図形を発生させることが出来ます。 
 

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