伊賀サテライト三重大学地域拠点サテライト

　2月19日（木），20日（金）ATCアジア太平洋トレードセンターにて農産物の展示商談会が開催されました。北海

道から沖縄まで全国各地から農業経営者・食品企業約500社が自慢の商品を展示、中食・外食をはじめ流通から食品

製造などの企業や行政関係者が多数集まりました。地元産品を活用したこだわりの食品が多数展示されている中で、

伊賀農産物販路拡大研究会はブースを展示しました。

　本研究会、地域人づくり事業で (株)百五経済研究所の山本浩和氏が中心となり申請・採択された「地域内デリバ

リー構築による伊賀地域農産物の集荷・直売・販路の拡大」のプロジェクトの一環です。また、伊賀研究拠点はこの

プロジェクトに参加・協力しています。

　伊賀地域には「おいしい・安心」な農産物が多いにも関わらず、集荷拠点が少なく個々の生産量も少ないことから

販路拡大に課題がありました。伊賀地域の各種中小事業や起業者らが協力して斬新な物流システムを立ち上げ、集荷

から直売の流通時間とコストを削減し、鮮度や価格や安全・安心の分野で高付加化に挑戦するものです。販路拡大が

実現すればおのずと雇用の拡大につながります。

　第1回「IGA地域情報交流カフェ」で山本氏は「物流・流通トライアル事業 〜農林水産業の振興による地域経済の

拡大と雇用の確保〜」の題で本プロジェクトを説明されました。この様子や本事業の概念図は下記のホームページを

ご覧ください。(https://www.rscn.mie-u.ac.jp/iga/igakyoten/kouryu77/140917igakouryucafe.html)