科学の祭典(三重大学大会)です

2016.11.12

2016年11月12~13日

久松 眞   伊賀研究拠点副所長
加藤 進   社会連携特任教授 
紀平 征希  研究員      

 

恒例の科学の祭典です。今年は原点に返って、伝家の宝刀である「ハートがいっぱい」です。これは物理光学のホログラフィーの分野で、面白い作品です。特殊な処理をしたフィルムを通して点光源から出た光を見ると目の水晶体(ここではフーリエーレンズ)によって元の像が復元されるものです。あまり複雑な物は無理ですが、"ハート"や"にこちゃん"マークなら簡単です。

楽しい工作なので子供が殺到することも考慮し、「物理光学とフーリエ変換」と言う題目にしました。でも、のりのいい子供や両親が"ワ~!"というので、最終的には170人まで集客しました。

私は50~100人規模の科学教室を頼まれると、導入部分でこのテーマをよく使います。原理は難しい数学の世界ですが、作り方は簡単です。

図のように工作すれば1分で完成です。

前にも書きましたが、自分のモチネタを別の講師が演じるのを見るのは楽しく、工夫点を見ると勉強になります。印象に残った作品は、3Dプリンターと平面鏡をうまく使った南先生の「立体トリック」でした。さっそく友人に頼んでやってみようと思います。

10年も前に一度、話題になった単極モーター(ダイレクトモーターとは超簡単モーターとか言われます)です。これは確か横浜物理サークルの作品のような気がします。極めて簡単な作りで、モーターの原理が分かる物です。ローターの工作に工学的な工夫が認められました。大日本図書のプラコップを使った空気砲も工夫点が見られました。petボトル空気砲は定番ですが、ボトル集めが難儀です。プラコップですのですこぶる簡単にできます。

また、機会があればこのページで紹介したいものです。