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お知らせ

竹炭に挑戦!です


<ゆめテクノ伊賀職員+伊賀研究拠点職員>

 H25年度は、山崎先生をリーダーに竹林の所有者と我々で、

「竹」の有効活用にも挑戦しております。岡山県の石井さんが

開発した2kgタイプの「すみやけーる」(ダブル煙道タイプを購

入し、8月頃から集めた竹を焼いてみました、初めはうまく火が

つくか心配でしたが、松葉とBDFを含浸した新聞紙をロストル

下に敷いたせいか比較的簡単に着火しました(9:15)。
 煙突からでる煙は白い水分の多い煙でした。ところが1時間

もするとこの白い煙は「やや薄く」なり10:45頃には「かなり透

明」に変化しました(マニュアルには煙が青色になると記載され

ています)。
                       
 窯の近くの温度も上がり、これなら十分と判断して、清炭工

程を(5min)に移りました。この操作は、良質の炭を得るため

に、急激に酸素を供給し、燃焼を促進し、ただちに酸素を遮断

する操作です。 
 11:15に消火して、14:15に窯をあけてみました。 

 目視ですが、体積は40〜50%減、重量は70%減といった

ところでした。竹を老廃物と考えると、処理の第一歩は、減量

化(重量と体積)です。まずは、「すみやケール」でこの目的は

達成されたことになります。得られた竹炭の物性は原産地によ

り特性が一定しないようです。もう数回施行を繰り返して、物性

の評価にも取り組みたいと一同思っております。ご期待くださ

い。余談ですがこの日は忘年会です。汗をかいたせいかビー

ルがおいしかった。
 
 
 
 
   

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