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第13,14回里山整備


荒木 利芳 社会連携特任教授



 

 

 13回里山整備を116日(土)に勝地の山林で行いました。参加者は4名で、植樹と間伐材を使った山道造りを行いまし

。コナラやケヤキの雑木林をかなり間伐したため日当たりが良くなり、天然の芽生えもあちこちみられますが、来訪者に楽し

んでもらうために、グミ(2本)、ロウバイ(1本)、花カイドウ(1本)、花桃(紅白各1本)、柿(2本)、ミカン(2本)など少し華やか

な木や実のなる木を植樹しました。これら植樹した木がもともとあったコナラやケヤキなどの芽生えとともに、丈夫に育ってくれ

ると良いのですが。また、山の頂上に鎮座している秋葉神社の祠に行くためには山の急斜面を横切らなければならないので、

側面を削って道を造りました。以前造った階段と結ぶことにより、だいぶ歩きやすくなるものと思います。


また、地中の空気や水の流れを良くするために、数カ所に前回行ったような穴を掘りました。

 
参加者
 
植樹と防護柵
 
植樹と防護柵
 
植樹
 
二重柵
 
 
山道造り
 14回里山整備を127日(水)に坂下の竹林と勝地の山林で行いました。参加者4名で、まず、坂下に行き竹の間伐を行

うと共に、忍者の火器の実験に使う適当な大きさの竹を数本集め、枝落としをした後適当な長さに切って持ち帰りました。次に

植樹した苗木の様子を見るために、車で5分くらいのところにある勝地の山へ向かいました。柵をしたところは問題ありません

でしたが、前回時間が無く柵をしなかった苗木4本は根こそぎ倒されていました。近くに落ちていた糞の大きさから猪によるもの

と思われます。それで、倒れた苗木を植え直しました。また、前回の続きで山の急斜面を横切る道造りを行いました。側面を掘

っていくと大小の石が沢山掘り出され特に大きな石の掘り出しにはかなり時間がかかりました。また、下の斜面側には安全に

歩けるように倒木などを並べ、その隙間に枯れ枝や落ち葉、あるいは小石などを詰めて補強しました。時間が経つと回りの草

や木の根がこれら倒木にからまり、しっかりした道路になることが期待されます。
                            

参加者
 
竹の伐採
 
枝落とし
 
山道造り
 
ネットでカバーされた栗の苗木

急斜面に造った山道 
 
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