伊賀サテライト三重大学地域拠点サテライト
伊賀連携オフィス・伊賀研究拠点
お知らせ
第2回バイオマス現地研修会(上高尾)
加藤 進 社会連携特任教授
大原 興太郎 社会連携特任教授
10月14日(金)は第二回目です。去年は辻製油を訪れました。上高尾は青山町の奥にあります。バスは1日3本、人口は100人たらずで、標高は約500m冬は雪が積もり、厳しくまさしく限界集落の一歩手前です。ところが、「ふるさとづくり、上高尾の会」の方々が頑張っていました。当日の内容ですが、
1.会長挨拶(山口氏)
2.事務局長(谷浦氏)
上高尾の会の歴史
活動内容(現在の取り組み)
将来に向けて
e補助金で運営する事業形態から自己資金で動ける形態に e手が足らない、どう人数を確保するか
e事務局=パソコンができる人材(老人には無理)

3.見学会
藁灰作り→こんにゃく製造に
ピザ釜(自作)
炭焼き窯→炭→お茶用(用途の特化=付加価値の向上)
日本ミツバチの待ち箱
日替わりシェフのレストラン(廃校になった分校)
です。特に、心に残ったのは、この活動の結果
①普段は家に閉じこもり、テレビをみて過ごしたが、外に出る機会が増えた。さらに村の隣人と話す機会が増えた。
②やればできることがわかった、その結果、グループ全体に自信と笑顔が戻ってきた
③長老が物事を決めるのでは無く、全員で合議する雰囲気作りが出来てきた
等でした。


藁灰作り

日替わりシェフのレストラン

炭焼き釜

お茶用の炭(左は不良品、右は良品

日本ミツバチの待ち箱

ミツバチの蜜の試食
参加された皆様ご苦労様でした。なお、今回はお隣の県の月ヶ瀬からも同様の悩みをもつNPOの方々と行政の方も参加していただきました。
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