伊賀サテライト三重大学地域拠点サテライト

平成27年11月23日（水）に第２回森林体験学習会を三重大学生物資源学研究科の倉島彰准教授を講師に迎えて「森をドローンで見てみよう」という演題で講演と実地指導をしていただきました。参加者は36名（うち子供14名）で、ゆめテクノ伊賀で約１時間講演の後、現在整備している中野の森に移動しドローンを飛ばしてもらいました。

講演ではドローンの種類や仕組み、飛ばすときの注意点、ドローンの利用の例などの話の後、ドローンで撮影した映像が写され、説明を聞きながら観賞した。小学生も多く参加していたが、ドローンの話や映像に熱心に聞き入っていたのが印象的であった。講演の後、中野の森の方へ移動した。当初は森の前に広がる田んぼの上でドローンの基本的な飛行を見せてもらい、その後上空から森を観察する予定であった。しかしながら、天気は快晴であるにもかかわらず、風が非常に強く、当初の予定を変更せざるをえなくなった。それで、車で5分くらいの所にあるせせらぎ公園に移り、そこの広場で低空のデモ飛行をすることになった。倉島先生の指示のもと2名の学生さんの操縦でファントム３とファントム４をアベック飛行してもらった。風が強かったにもかかわらず安定した飛行で、無事に飛ばすことができて一同安堵した。風が少しおさまってきたところで、学生さんの指導で参加者も操縦させてもらったが、特に子供達は夢中になってドローンの操縦を楽しんでいた。また、ディスプレイに映るドローンが撮影しているリアルタイムの映像を見ながらあちこちで歓声が上がっていた。

講演風景　　　　　　　　　　　　　　　　ドローンの説明　　　　　　　　　　　　　ドローンの飛行準備

　今後は山や海などの測量や災害現場の偵察などにドローンは益々利用されていくことになると思われるので、今回の学習会はドローンを知る良い機会となり、参加された皆さんも満足

そうであった。倉島先生、学生さんありがとうございました。また参加された皆さんも寒いなかお疲れ様でした。

　　　　　　　　　　　　　ドローンの離陸　　　　　　　　空に舞うドローン　　　　　ドローンを見事にキャッチ　　　　

ドローンの操縦　　　　　　　　　ドローンの操縦　　　　　　　　皆様お疲れ様でした