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お知らせ

獣害対策ワークショップを開催しました

[山本 好男教授]

 
中部電力(株)の委託事業として、本年度は大台町弥起井地区でワークショップを開催することになりました。

 その第1回目として、8月22日(月)19:00から大台町弥起井地区集会所で第1回弥起井地区獣害対策ワークショップを開催しました。
 
 参加者は、弥起井地区の住民16名、県農業研究所山端主任研究員、中央農業改良普及センター谷口主幹、松阪農林商工環境事務所海野副参事、渡邉主幹、大台町産業課野呂課長、中井主事、中部電力地域連携G 植田課長、梶田課長、春木副長、池端副長、三重大学山本でした。

 関係者の挨拶のあと、「集落ぐるみの獣害対策」と題して三重県農業研究所山端主任研究員から、獣害対策、被害対策の手伝いをして、被害が軽減できた集落があることなどを、「獣害につよい集落づくり」と題して三重県松阪農林商工環境事務所海野副参事から獣害が増えてきた原因や県内の捕獲頭数などについてお話ししていただきました。

 ○アンケート調査の実施について、山端主任研究員から説明があった。
   このアンケートは集落全体でどれくらいの被害が出て、どのように追い払うか等の対策について、予め整理するために    行うもの(特に農家(家庭菜園を含む)の皆さんにお願いする)。
  ・集落ぐるみの獣害対策の取組を2〜3年前から始め、一部では被害軽減の効果あり。
  ・三重大や中電と一緒になって、弥起井地区の獣害被害が減るよう、手伝っていきたい。
 
 ○今後のワークショップのスケジュールについて山本が説明した。大紀町金輪地区で開催した例を紹介し、弥起井地区で    のワークショップの開催について説明した。
   次回(第2回)は9月半ば以降に開催する予定で、内容は集落内を点検し、獣害マップを作成する。
   3回目以降は浮き彫りになった問題点を解決していく予定である。

                                                    文責:山本 
                           
    【写真1】参加者が集まって話合う様子         【写真2】質問風景:参加者から質問が相次いだ

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