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森林ボランティア研修交流会で「伊賀忍者と柏原城跡」を講演しました。

今日は赤目口駅から徒歩で10minのところの赤目市民センターで見出しの交流会です。県下で森林ボランティアをやっている方々が一堂に会して情報交換、発表会です。昼からは赤目の竹を使って"竹行燈"を作りました。午前は

①活動事例発表:多面的交付金を活用した美旗春日の森の取り組みについて(福永義行氏)

②柏原城跡に移動

③現地見学会と活動事例発表:多面的交付金を活用したあかめ里山文化保全会の取り組みについて(宮本篤氏)

④特別講演:伊賀忍者と柏原城跡(伊賀研究拠点 加藤進)

でした。これで柏原城跡には3回目の訪問です。これまではいたるところに"マムシ注意!"の看板がありましたが、宮本氏らの努力で曲輪内もきれいに整備されて歩きやすくなっていました。

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柏原城跡の見どころは、2~3mの土塁、土塁上の石落とし(いうならば石を敵に落とすためのU字溝)、井戸(石垣が組まれている)、深い堀切(5mくらいあるかな?)です。全員が土塁の上に登って一回り、石落としを見てから帰路につきました。虎口には石垣を思わせる大きな石も散在(破城を受けているので難しい)していました。烽火のことを話している参加者が沢山いたので、烽火の話をして、もう少し烽火に比べると情報量を多く伝達できる水出しを実演してみました。

 昼からは竹を使った行燈作り。図案が張り付けてある竹をドリルで穴を開けていきました。1:20で完成しましたがやや肩がいたくなりました。竹を加工するときのコツは

  ①11月~2月の休眠期間に竹を採取

  ②必ず節を1つ入れて玉切りする

  ③NaOHを入れた釜で煮沸する(あぶら抜き)

  ④強制乾燥して

  ⑤背割りを実施する

とのことでした。加藤の作品は写真の通りです。バーナーで表面を焼いてあります。あとはニスを塗って完成です。

先生に組んでもらったPICを使い角型LEDを仕込んであります。

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