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お知らせ
国際忍者学会大会で発表しました。
9/9に国際忍者学会大会が中部国際空港セントレア（セントレアホール）で開催されました。ここで
「木製筒砲（伊賀流忍者博物館所蔵）の表面微量残存物質分析の試み」
という内容で発表しました。
伊賀流忍者博物館にはいくつかの花火筒または木製大砲と思われる木製筒が所蔵されています。このうちの１つである大型筒の内部に付着している痕跡物を採取し、黒色火薬が使われた形跡の有無を科学的に検証しました。
採取した痕跡物にどのような元素が含まれているのか、走査型電子顕微鏡＋エネルギー分散型蛍光X線、イオンクロマト、ICP（発光分光分析装置）などを使って測定しました。
その結果、人為的寄与を反映したK（カリウム）、S（硫黄）、N（窒素）の存在が確認でき、これらは黒色火薬に起因するものと考えられました。
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